原作・脚本・作曲・編曲 加藤洋一
初演 2012年11月25日 SYDホール (東京・代々木)
再演 2013年03月23日 シアターホール (南房総)
再演 2014年04月13日 田柄小学校 (東京・練馬区)
東日本大震災の翌年に制作されたミュージカルです。福島から転校した生徒が学校でイジメを受けたとの報道がありました。私は後悔で心が潰されてしまいました。
このミュージカルをもっと公演しておけばよかった。そうしたらイジメは起こらなかったかもしれない。
2017.3.7
2012年4月、東日本大震災から一年が経過した。
東京では桜が満開となり花見客で賑わっていた。
孤独な眼差しの少年が一人、桜を見上げる。
名前は「ハル」福島からの被災者。
ハルの母「咲」は福島で看護師として働いていた。看護師としての使命を果たすため。
福島原発の放射能汚染により息子とは離れて暮らしていた。
ハルは東京の学校に通う。そこでハルは、放射能の影響を恐れたPTAの偏見、生徒からのイジメを受ける。
大槌からの転校生と出会う。彼女の家族は全員
津波にのみこまれて行方不明になっていた。
ハルと咲、二人にはどんな未来が待ち受けているのか?
毎年、日本全国で桜は咲く。
桜を見上げる日本人の笑顔には生きる力が溢れている。
※ 東日本大震災を我々は後世に伝えていかなければならない
※ 被災者に対する偏見を取り除くこと
※ 反原発や反政府運動を目的としない
※ 命の尊さ、日本人としての尊厳を世界に伝えて行きたい
《第四楽章の背景動画》
公演ではCGクリエーターの島本眞弓さんによる作品をスクリーンに映しだしました。このミュージカルの為に制作されています。とても素晴らしい動画です。
↓公演映像・クリックすると動画が再生されます↓
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演奏動画サイトです。
→https://youtu.be/szOAsIDLeb8
楽譜の無料配布をしています。この曲を気に入って下さった方が自由に演奏して下されば嬉しいです。